中央自動車工業「何してル?セントラル」のCMに出演している女優さんは、蒔田彩珠(まきた あじゅ)さんです。
本記事では…
- 中央自動車工業のCMに出演する女優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- 中央自動車工業CMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。

ぜひ見てみてね!
中央自動車工業「セントラル」のCM女優は蒔田彩珠さん。青い車で海辺をひた走る女性
中央自動車工業「何してル?セントラル」のCMに出演している女優さんは、蒔田彩珠(まきた あじゅ)さんです。
\中央自動車工業CM「何してル?セントラル」篇/
蒔田彩珠さんは、2002年8月7日生まれ、神奈川県出身の女優さんです。5歳で芸能活動を始め、7歳でテレビデビュー。
10歳のとき、是枝裕和監督のドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(2012年)で連続ドラマに初出演し、以降、映画『海よりもまだ深く』(2016年)、『三度目の殺人』(2017年)、『万引き家族』(2018年)など、是枝監督作品に多数出演しています。
2018年公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、南沙良さんとダブル主演を務め、第43回報知映画賞新人賞や第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞しました。蒔田彩珠さんの役柄に深く入り込み、感情を繊細に表現する演技は、多くの視聴者や評論家から高く評価されています。
近年では、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)でヒロインの妹役を演じ注目を集め、さらなる活躍が期待される若手実力派女優さんです。



記事後半ではさらに詳しく紹介するよ。
蒔田彩珠さんの出演する中央自動車工業のCMについて
蒔田彩珠さんの出演する中央自動車工業のCMは、2025年1月1日(水)から放送されている、以下の2本です。
- 「何してル?セントラル」篇
- 「安全」篇
\「安全」篇/
蒔田彩珠さんが出演する中央自動車工業の新CM「何してル?セントラル」は、2025年1月1日から放映されています。このCMは、同社が2026年に創業80周年を迎えるにあたり、初の企業TV-CMとして制作されました。
CMのテーマは、中央自動車工業が環境に配慮したボディコーティング剤の開発など、モビリティ社会に欠かせない事業を行っていることを伝えるものです。昭和歌謡を思わせるレトロでキャッチーな曲調が印象的で、思わず口ずさみたくなります。
蒔田彩珠さんは、青いオープンカーに乗って海辺をドライブ。爽やかな笑顔と、肩の力が抜けた自然な演技がCMの雰囲気にぴったりで、見ているだけで気持ちが軽くなるような仕上がりになっています。撮影は都内近郊の海岸で行われ、天候にも恵まれていたそうで、リラックスした空気感が伝わってきます。
視聴者からは、「こんなにキレイな人、いらっしゃるなんて。インパクトが凄かったなぁ。」といった反応も見られ、蒔田彩珠さんの存在感の強さが話題になっていました。個人的には、蒔田彩珠さんの飾らない演技とレトロな音楽が融合し、懐かしさと新しさを同時に感じられる素敵なCMだなと感じました。
中央自動車工業公式のYouTubeチャンネルでは、CMのメイキング映像も公開されており、撮影の裏側や蒔田さんのインタビューを見ることができますよ。ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
\CMのメイキング動画はこちら/



昭和っぽいのに新しい感じ!
中央自動車工業「セントラル」のCM女優・蒔田彩珠さんとはどんな人?
中央自動車工業「何してル?セントラル」のCMに出演する女優・蒔田彩珠さんとはどんな人なのか、プロフィールや過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
蒔田彩珠さんのプロフィール
- 名前:蒔田彩珠(まきた あじゅ)
- 生年月日:2002年8月7日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 身長:158cm
- 職業:女優
- 所属事務所:スターダストプロモーション
- 趣味:映画、ドラマ鑑賞・ギター・バイク
- 特技:ギターの弾き語り
女優になったきっかけは、兄
蒔田彩珠さんには2人のお兄さんがいて、小さい頃から多くの影響を受けて育ったそう。特に流行や漫画も兄を通じて知ることが多く、中学時代は『ワンパンマン』をよく読んでいたそうです。その兄の一人が子役として活動していたことがきっかけで、蒔田彩珠さんも「やってみたい!」と思うようになり、7歳で芸能事務所に所属しました。
当時はお母さんと兄と3人で、横浜駅から東横線を乗り継ぎ、1時間半かけて東京の仕事やオーディションに通っていたそう。しかし、幼かった蒔田彩珠さんにとっては「仕事に行く」というより、「東京に遊びに行く」ような感覚が強かったのだとか。特に渋谷にはよく訪れていたそうで、仕事終わりには、お母さんと一緒にハンバーガーを食べたり、「SHIBUYA 109」で洋服や雑貨を見たりして、ワクワクしていたそうですよ。
最初は現場について行くだけだった蒔田彩珠さんですが、10歳のときに出演した是枝監督の映画『ゴーイング マイ ホーム』で本格的にお芝居と向き合うようになり、俳優としての道を本格的に歩み始めました。家族との思い出が詰まったデビュー時代は、今でも大切な記憶になっているようです。



お兄ちゃんの影響が、とっても大きかったんだね。
4度の是枝作品出演で培った表現力
蒔田彩珠さんの女優人生に大きな影響を与えた、是枝裕和監督作品への出演。10歳で出演したドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(2012年)では、半年間の撮影を通じて、俳優が役と真剣に向き合う姿を目の当たりにし、それまで「お母さんについて行く感覚」だった現場が、一気に「自分のやりたい場所」に変わったそうです。この作品をきっかけに、「お芝居を続けていきたい」と強く思うようになりました。
その後、『海よりもまだ深く』(2016年)、『三度目の殺人』(2017年)、『万引き家族』(2018年)と、是枝監督作品に4度出演。演技への向き合い方も変化し、監督から「セリフは覚えるものではなく、相手の言葉を受けて自然に出るもの」と学び、役の過去や感情を想像する大切さを意識するようになったそうです。
遊び半分だった子役時代から、本気で演技に取り組む俳優へ――そんな成長の過程が、蒔田彩珠さんの深みのある表現力につながっています。今では、その努力が実を結び、実力派若手女優として高く評価されています。



10歳で本気モードに突入!
新人賞から一気に飛躍!セリフなしでも伝わる表現力
蒔田彩珠さんは、若手ながらすでに数々の賞を受賞し、その実力を確かなものにしています。2018年の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、吃音に悩む少女の繊細な心の動きを見事に表現し、第43回報知映画賞新人賞などを受賞。役に入り込む力の強さが評価されました。
さらに、『朝が来る』(2020年)では、複雑な事情を抱えながら生きる少女を演じ、第45回報知映画賞助演女優賞を受賞。18歳での受賞は史上最年少という快挙でした。この作品では、言葉ではなく表情や仕草で感情を伝える場面が多く、蒔田彩珠さんの演技力の高さが際立ちました。
蒔田彩珠さんの演技は、セリフに頼らず、目の動きや間の取り方でキャラクターの心を伝えるのが特徴。まだ若いながらも、確かな経験と実績を積み重ね、これからの日本映画界を背負っていく存在になりそうです。



確実にキャリアを積んでる
蒔田彩珠さんといえばこの作品【代表作】
蒔田彩珠さんの代表作といえば、こちら。
- ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』坪井萌江役(2012年)
- NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』永浦未知役(2021年)
- 映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』岡崎加代役(2018年)
- 映画『朝が来る』片倉ひかり役(2020年)



知ってる作品はあるかな?
ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』坪井萌江役(2012年)
ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』は、是枝裕和監督が手掛けた2012年の作品で、主人公・坪井良多(阿部寛さん)が、疎遠だった父の倒れをきっかけに、家族や自身のルーツと向き合う姿を描いています。
蒔田彩珠さんは、良多と沙江(山口智子さん)の娘・坪井萌江役を演じました。小学4年生の萌江は、感受性が豊かで、同級生とは少し異なる視点を持つ女の子。「家に小人がいる」と話すなど、独特の感性を持ち、周囲から理解されにくい一面もあります。
蒔田さんは、萌江の繊細で独特なキャラクターを見事に表現し、物語に深みをプラス。当時10歳ながら、その演技力は大人の俳優陣にも引けを取らず、視聴者からも高く評価されています。
是枝裕和監督のドラマ
— 夜の鳥 (@EndMetal) September 8, 2021
『ゴーイング マイ ホーム』(2012)
では小人とテレパシーで会話して
た蒔田彩珠さん。#おかえりモネ pic.twitter.com/JE9FoIRHhO
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』永浦未知役(2021年)
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』は、宮城県気仙沼市出身の主人公・永浦百音(清原果耶さん)が気象予報士を目指し、成長していく物語です。蒔田彩珠さんは、百音の2歳年下の妹・永浦未知(みち)を演じました。
未知は勉強が得意で堅実に先を読みながら行動するしっかり者。一方で、不器用で意地っ張りな面もあり、感情を素直に表現できないことも。姉の百音とは正反対の性格ながら、昔から仲が良い姉妹です。父・耕治(内野聖陽さん)や姉に代わり、自分が家業のカキ養殖を支えるべきだと考え、水産高校へ進学。大学には行かず水産試験場に就職するという、家業を継ぐ覚悟を持つ女性です。
蒔田彩珠さんにとっては、2016年の『とと姉ちゃん』以来、5年ぶりの朝ドラ出演。不器用ながらも家族を想う未知の姿を、繊細な表現で演じ、視聴者の共感を呼びました。
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映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』岡崎加代役(2018年)
映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は、押見修造さんの同名コミックを原作とした青春ドラマです。
主人公の志乃(南沙良さん)は、吃音により自分の名前すらうまく言えず、クラスになじめない高校1年生。そんな彼女が、音楽好きなのに音痴というコンプレックスを持つ同級生の加代(蒔田彩珠さん)と出会い、バンドを組むことで少しずつ変わっていく姿を描いています。
蒔田さんが演じる岡崎加代は、ギターが好きで音楽に情熱を注ぐ一方、自分の音痴さに悩む少女。彼女は志乃の歌声に魅了され、バンド結成を提案します。この役を演じるにあたり、蒔田彩珠さんは撮影前にギターの猛特訓を行い、全曲を完全にマスターして撮影に臨んだそうです。
思春期ならではの悩みやコンプレックスを抱えた二人の少女が、友情を育みながら成長していく姿が丁寧に描かれており、等身大のストーリーが心に響く、じんわりと余韻が残る作品です。
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映画『朝が来る』片倉ひかり役(2020年)
映画『朝が来る』は、辻村深月さんの小説を原作に、河瀬直美監督が手掛けたヒューマンドラマ。特別養子縁組で子どもを迎えた夫婦のもとに、「子どもを返してほしい」と名乗る女性からの一本の電話がかかってくることから物語が動き出します。
蒔田彩珠さんが演じたのは、14歳で出産し、やむを得ず子どもを手放した少女・片倉ひかり。あどけない表情と、時間の経過とともに変わる瞳の輝きで、ひかりの繊細な心の揺れをリアルに表現しました。撮影当時16歳だった蒔田彩珠さんですが、その演技には年齢を感じさせない深みがあり、多くの人の心を揺さぶるものに。
ひかりの視点を通して、家族の在り方や命の重さについて考えさせられる作品です。
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蒔田彩珠さんが出演したCM作品は他にも!
蒔田彩珠さんは、以下のようなCMにも出演されています。
- フジタ製薬「バズーカ君篇」(2010年)
- KDDI「ケーブルプラス電話インフォマーシャル2011」(2011年)
- メガハウス「ペンデコシール」(2012年)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン バンドエイド「キズパワーパッド篇」(2012年・2013年)
- メガハウス「きせかえデコッ手帳」(2012年)
- 日商エステム「日商エステムのうた」(2012年〜2014年)
- NTT docomo(2013年)
- 敷島製パン Pasco(2013年〜2018年)
- 「超熟 出会い篇」(2013年)
- 「春のキャンペーン 面白くなりそう篇」(2014年)
- 「超熟 パンの耳篇」(2014年)
- 「超熟 トースト篇」(2015年)
- 「超熟 少女からの手紙篇」(2018年)
- ブルボン アルフォートミニチョコレート「ちょこっとずつ行こう篇」(2013年)
- ベネッセ「進研ゼミ 小学講座」(2013年〜2015年)
- 味噌汁’s デビューアルバム「ME SO SHE LOOSE 告知CM」(2014年)
- 積水ハウス 企業広告 玄関のメッセージ篇(2015年)
- JCBオリジナルシリーズ かけがえのない毎日篇(2015年)
- 大塚製薬 カロリーメイト
- 「小さな栄養士 チョコレート」篇(2016年10月)
- 「心の声」篇(2018年)
- 日本生命Play, Support. 「母からのメッセージ」篇(2016年)
- 日清フーズ マ・マー #ママワザ(2017年11月)
- 「平日のママ篇」
- 「休日のパパ篇」
- 積水ハウス 企業・グループCM「ひとは帰ってゆく篇」(2017年)
- SoftBank(2018年)
- 「志尊、人生を問う。なぜ犬なのに…。」篇
- 「志尊、人生を問う。なぜ人間は…。」篇
- NTT東日本(2019年〜2020年)
- 日本マクドナルド(2022年)
- 「マックシェイク® カルピス®」夏は、吸い込むものだ。篇
- 「マックフルーリー® 濃厚マンゴー&カルピス®」夏の作戦会議。篇
- 中央自動車工業 「何してル?セントラル」登場篇(2025年)
他
\カロリーメイト「小さな栄養士 チョコレート」篇/
蒔田彩珠さんは、若手女優の登竜門と言われるカロリーメイトのCMに出演。CMソングに選ばれたブルーハーツの「人にやさしく」を、リアルに、情感たっぷりに口ずさむ姿に、心打たれた方も多かったのではないでしょうか。
毎年、受験に挑む高校生の応援CMとして放送される同シリーズ。不安に負けないよう自分を鼓舞しながらひたむきに過ごす生徒たちの姿に、観ている側もたくさん励まされる、素敵なCMです。
【まとめ】中央自動車工業「セントラル」のCM女優は、是枝作品の常連俳優、蒔田彩珠さんだった
中央自動車工業「何してル?セントラル」のCMに出演している女優さんは、蒔田彩珠さんでした。
蒔田彩珠さんは、子役時代から活躍し、是枝裕和監督作品に4度出演するなど、着実にキャリアを積んできた実力派女優。映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では新人賞を受賞し、『朝が来る』では18歳にして最年少で助演女優賞を獲得するなど、繊細でリアルな表現力が高く評価されてきました。
中央自動車工業のCMでは、飾らない表情や細やかな演技が光り、まるで映画のワンシーンのような空気感を生み出していました。映画やドラマでは、これまでとは違った役にも挑戦し続ける蒔田彩珠さん。これからの作品では、蒔田彩珠さんならではの深みのある演技がどのように輝くのか、とても楽しみですね。



中央自動車工業のCM女優、蒔田彩珠さんをご紹介しました!