ビックマックのCM「ヒーロー」篇に出演している俳優さんは、竹原ピストル(たけはら ぴすとる)さんです。
本記事では…
- ビックマックのCMに出演する俳優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- ビックマックCMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。
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ぜひ見てみてね!
ビックマックのCM俳優は竹原ピストルさん。年齢を超えた決意の瞬間が胸熱
2025年2月18日から放送のビックマックのCM「ヒーロー」篇に出演している俳優さんは、竹原ピストル(たけはら ぴすとる)さんです。
\ビッグマック「ヒーロー」篇 60秒/
竹原ピストルさんは、千葉県千葉市出身のシンガーソングライターであり俳優さんです。大学時代にはボクシング部の主将を務め、全日本選手権に二度出場するなど、スポーツマンとしても活躍されました。
1999年にフォークバンド「野狐禅」を結成し、2003年にメジャーデビュー。2009年の解散後はソロ活動を開始し、精力的に音楽活動を展開しています。独特の力強い歌声と心に響く歌詞が多くのファンを魅了し、全国各地でライブを行っています。
俳優としても映画『永い言い訳』(2016年)での演技が評価され、第90回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しました。
几帳面な性格で知られ、マイクの位置が1センチずれているだけでも気になるほどだそうです。現在はオフィスオーガスタに所属し、音楽活動や俳優業など、多方面で活躍中です。
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記事後半ではさらに詳しく紹介するよ。
竹原ピストルさんの出演するビックマックのCMについて
竹原ピストルさんの出演するビックマックのCMは、2025年2月18日(火)から放送されている「ヒーロー」篇を含め、複数本あります。
- ビッグマック「ヒーロー」篇 (2025年)
- ビッグマック「ビックマックなんて」篇(2022年)
2025年2月から放送されたマクドナルド「ビックマック」のCMでは、竹原ピストルさん演じるサラリーマンの年齢を重ねる中での葛藤と、新たな気づきを描いています。
「ヒーローってのはいつだって年上だった。」という竹原ピストルさんの声から始まる物語。時代が変わり、今やスポーツでもビジネスの世界でも若い世代が活躍することを実感する竹原ピストルさん。時の流れには逆らえないのか、自分は老いと共に終わってしまうのか…。さまざまな葛藤や焦燥感を感じる中で竹原ピストルさんは、大切なことに気づき始めます。
「ヒーローってのは、年がどうのこうのってことじゃないんだろうな」
日々の生活を振り返り、家族との時間やマクドナルドでの食事を通じて大切なことに気づいた竹原ピストルさんは、「俺だって…俺だって…!」と心の声を叫び、全力で走り出します。ビッグマックにかぶりつきながら「ビッグマックなんて、ペロリだよ。」と力強く言い放つシーンは、とても印象的。
竹原ピストルさんの演技は、迷いから決意へと変わる心情の流れがとてもリアルで、視聴者からも多くの共感を集めていました。SNSでも「竹原さんの全力疾走がかっこいい!」「見てたら自分も頑張ろうって思えた」「年齢なんて関係ない!大切なのは気持ちだ!」といった声が多く寄せられています。
竹原ピストルさんが出演するビックマックのCMは、過去にも放送されていて、2022年には「ビッグマックなんて」篇に、俳優の永山瑛太さんと出演しています。
\2022年放送「ビッグマックなんて」篇/
このCM、見ているとなんだか自分のことのように感じてしまいました。年齢を重ねると、若い頃にはなかった焦りや迷いも出てくるけど、大事なのは「どう生きるか」なんですよね。竹原ピストルさんの全力疾走とビッグマックを頬張る姿に、自然と背中を押される気持ちになりました。シンプルだけど力強いメッセージが詰まった、何度でも見たくなるCMです。
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勇気もらえた気がします…!
ビックマックのCM俳優・竹原ピストルさんとはどんな人?
ビックマックのCMに出演する俳優・竹原ピストルさんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
竹原ピストルさんのプロフィール
- 芸名:竹原ピストル(たけはら ぴすとる)
- 本名:竹原和生(たけはら かずお)
- 生年月日:1976年12月27日
- 出身地:千葉県千葉市
- 身長:非公開
- 血液型:A型
- 職業:シンガーソングライター・俳優
- 所属事務所:オフィスオーガスタ
- 特技:ボクシング(大学時代に全日本選手権に二度出場)
「野狐禅」からソロ活動へ転身
竹原ピストルさんの音楽キャリアは、フォークバンド「野狐禅」の結成から始まりました。1999年にバンドを組み、2003年にメジャーデビュー。勢いよく活動を続けるも、2009年に解散。その後、ひとりでギターを背負い、日本全国のライブハウスやイベントを巡る日々を送ります。
決して華やかなスタートではなく、コツコツと積み上げてきた活動の積み重ねが、竹原ピストルさんの「泥臭くてリアルな歌詞」や「まっすぐな音楽」に表れているように思います。ライブのチケットが売れなくても、自分の音楽を信じて続ける強さ。大手メディアに出る機会が少なくても、全国のファンと直接向き合うことを大切にしてきた姿勢。それが、今の竹原ピストルさんの音楽の深みにつながっているのではないでしょうか。
CM出演や映画での活躍を経て知名度が上がった今でも、そのスタイルは変わりません。ライブでは決して派手な演出をせず、シンプルにギター1本で歌い続ける。「音楽ってこういうものだよな」と、改めて感じさせてくれる存在です。
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泥臭さがかっこいいんだよね。
どんな場所でも全力!心に刺さる楽曲を次々に生み出す
竹原ピストルさんは、「野狐禅」時代から個性的な歌詞と力強いパフォーマンスで注目を集めていました。バンド解散後は、ギター1本で全国を巡りながら活動を続け、ソロアーティストとしての道を本格的に歩み始めます。
代表曲のひとつ『よー、そこの若いの』は、サントリーのCMソングに起用され、大きな話題を呼びました。歌詞には「夢を追い続けることの大切さ」や「自分の人生をどう生きるか」といったテーマが込められており、幅広い世代に刺さる楽曲となっています。
ステージでは、全力で歌い上げる姿が印象的で、まるでひとつひとつの言葉を魂を込めて届けているかのよう。どんな小さな会場でも手を抜かない姿勢が、多くのファンの心をつかんで離しません。
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竹原ピストルさんの歌に救われた人も多いはず。
映画『永い言い訳』での名演技が話題に
竹原ピストルさんは、シンガーソングライターでありながら、俳優としての実力も高く評価されています。2011年に映画『さや侍』で俳優デビューし、その後もドラマや映画で活躍。中でも2016年公開の映画『永い言い訳』では、トラック運転手・大宮役を演じ、観る人の心を揺さぶる演技を披露しました。
『永い言い訳』の竹原ピストルさんは、言葉数は少ないものの、表情や佇まいだけで感情を伝える演技が圧巻でした。特に、主人公(本木雅弘さん)と深く関わることで、少しずつ変化していく様子がリアルで、思わず感情移入してしまう人も多かったのではないでしょうか。この作品で、第90回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞や日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、俳優としても確固たる評価を得ました。
音楽活動同様、演技においても飾らず、泥臭く、不器用な中に温かみを感じさせるのが竹原ピストルさんの魅力。映画だけでなくドラマにも出演しており、その存在感は作品の中で確かな味を出しています。
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演技も歌と同じくらい熱い…!
格闘技で鍛え抜かれたストイックさ
竹原ピストルさんは、シンガーソングライターや俳優として知られていますが、実は大学時代に本格的にボクシングに打ち込んでいました。日本大学時代はボクシング部の主将を務め、全日本選手権にも二度出場するほどの実力の持ち主。まさにアスリート気質な一面を持っています。
この経験が今の音楽活動にも生きているようで、ライブでは「全力で歌い切る姿勢」が印象的。汗だくになりながら、ひとつひとつの歌詞に想いを込めるそのパフォーマンスは、ボクシングの試合さながらの真剣勝負のように感じられます。また、体力を必要とする全国ツアーでも、疲れを見せずに駆け抜けるストイックさも、まさにアスリートならでは。
ファンの間では、ライブ中に竹原ピストルさんが見せる「気合いの入ったジャンプ」も名物のひとつ。まるでリングに上がるボクサーのように、気持ちを高めながら歌う姿には、観客も思わず引き込まれます。スポーツと音楽、一見関係ないようでいて、どちらも本気でぶつかる姿勢が共通しているのかもしれませんね。
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リングじゃなくても闘う男なんだね。
竹原ピストルさんといえばこの作品【代表作】
竹原ピストルさんの代表作といえば、こちら。
- 楽曲『よー、そこの若いの』(2015年)
- 映画『さや侍』 托鉢僧役(2011年)
- 映画『永い言い訳』 大宮陽一役(2016年)
- ドラマ『バイプレイヤーズ ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』 竹原ピストル役(2021年)
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それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。
楽曲『よー、そこの若いの』(2015年)
楽曲『よー、そこの若いの』は、サントリー「BOSS」のCMソングとして多くの人に知られるようになった曲です。竹原ピストルさんの力強い歌声と、まっすぐな歌詞が印象的。特に、「俺の言うこと聞いてくれ、俺を含め誰の言うことも聞くなよ」というフレーズは、一見矛盾しているようでいて、「自分の道は自分で決めろ」という深いメッセージが込められています。
人生の応援歌のようなこの曲は、多くの人の心に響き、ライブでも定番の人気曲となっています。
映画『さや侍』 托鉢僧役(2011年)
松本人志監督の映画『さや侍』は、刀を捨てた侍・野見勘十郎と娘・たえが、30日間の試練に挑む物語。竹原ピストルさんは、城下町で托鉢をする僧侶役として出演しています。セリフはほとんどないものの、物語の終盤でたえに重要な言葉をかけるシーンがあり、その静かな存在感がとても印象的です。この役をきっかけに、俳優としての新たな一歩を踏み出しました。
さらに、本作のエンディングテーマ「父から娘へ~さや侍の手紙~」を、松本人志監督と共作し、「松本ピストル」名義で発表。この楽曲は、父が娘に向けた想いを歌ったもので、映画のラストをより感動的なものにしています。
映画『永い言い訳』 大宮陽一役(2016年)
映画『永い言い訳』は、西川美和監督が手がけた、喪失と再生を描くヒューマンドラマです。竹原ピストルさんは、突然妻を亡くしたトラック運転手・大宮陽一を演じました。
竹原ピストルさんの演技の魅力は、セリフに頼らず、表情や仕草だけで感情を伝えるリアルさ。陽一は感情を表に出さない不器用な男ですが、子どもたちと過ごす中で少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれています。西川監督は、「竹原さんの自然な存在感が役と重なった」と語り、作り込んだ演技ではなく、竹原ピストルさんの空気感を生かす演出を意識したそうです。
この作品で竹原ピストルさんは、第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。ミュージシャンとしての枠を超え、俳優としての実力を確かなものにしました。
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ドラマ『バイプレイヤーズ ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』 竹原ピストル役(2021年)
『バイプレイヤーズ』シリーズは、日本の映画・ドラマ界を支える名脇役たちが本人役で出演する人気作品です。2021年には、総勢100人の俳優が集結した劇場版『バイプレイヤーズ ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が公開されました。
この作品で、竹原ピストルさんは本人役として登場します。劇中では、富士山麓の撮影所「バイプレウッド」を巡回するバスの運転手を務め、個性豊かな俳優陣の中でも独特の存在感を放っています。さらに、シリーズのエンディングテーマ『今宵もかろうじて歌い切る』も担当し、音楽と演技の両面で作品に深く関わりました。
撮影現場では、松居大悟監督の「はい、オッケー」という声が小さく、最初は本当にOKなのか不安になったと、竹原ピストルさん自身がユーモラスに語っていました。こういうエピソードを聞くと、撮影現場の和やかな雰囲気が伝わってきて、作品の裏側も楽しみたくなりますね。
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竹原ピストルさんが出演したCM作品は他にも!
竹原ピストルさんは、以下のようなCMにも出演されています。
- サントリーフーズ プライドオブボス「ボスジャンの先輩」篇(2017年)
- 日本マクドナルド「ビッグマックなんて」篇(2022年)
\プライドオブボス「ボスジャンの先輩」篇/
竹原ピストルさんはこれまでに、サントリーフーズ「プライドオブボス」などのCMにも出演しています。2017年放送の「ボスジャンの先輩」篇では、松重豊さん演じる先輩溶接工の後輩役として登場。現場を共に渡り歩き、先輩が何年経っても初代ボスジャンを愛用し続ける姿が描かれています。撮影では、竹原ピストルさんは「松重さんの温かい人柄に甘えてしまった」と話していて、初対面とは思えないほど自然な雰囲気だったそうです。
このCMは、サントリー「BOSS」発売25周年の記念CMで、宇宙人ジョーンズ(トミー・リー・ジョーンズさん)も登場。レトロなボスジャンと、職人の世界観が見事にマッチした映像になっています。
竹原ピストルさんの飾らない雰囲気と、松重豊さんとの掛け合いがなんとも渋くていい感じ。まるで本当に長年一緒に働いてきた相棒みたいで、見ているだけでぐっとくるCMです。
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じわじわくる渋さがたまらない!
【まとめ】ビックマックのCM俳優は、竹原ピストルさんだった
ビッグマックのCMに出演しているのは、竹原ピストルさんでした。
シンガーソングライターとして、力強くまっすぐな歌詞で多くの人の心を打ち、俳優としてもリアルで味のある演技で評価されています。映画『永い言い訳』では第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、音楽だけでなく演技の世界でも確かな存在感を示しました。
竹原ピストルさんが出演するビックマックのCMでは、人生の葛藤や再出発を描きながら、最後には力強くビッグマックを頬張る姿が印象的です。音楽でも演技でも「本気でぶつかる姿勢」が竹原ピストルさんの魅力ですが、CMの中でもその真っ直ぐな生き様が伝わってきますね。これからの活躍にも、ますます注目したい人物です。
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ビックマックのCM俳優、竹原ピストルさんをご紹介しました!