サントリージン翠のCMに出演している俳優さんは、中島歩(なかじま あゆむ)さんです。
本記事では…
- サントリージン翠のCMに出演する俳優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- サントリー翠ジンソーダCMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。

ぜひ見てみてね!
サントリージン翠のCM俳優は中島歩さん。こんな店長がいたら楽しそう!?
2025年2月22日から放送のサントリージン翠のCM俳優は、中島歩(なかじま あゆむ)さんです。
\サントリージン翠CM「新!翠っきりさわや香篇」/
中島歩さんは、1988年10月7日生まれの宮城県出身、テンカラットに所属の俳優さんです。2013年に美輪明宏さん主演の舞台『黒蜥蜴(くろとかげ)』で俳優デビューし、翌年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』で注目を集めました。
その後も映画『グッド・ストライプス』や『偶然と想像』など話題作に出演し、2022年には第35回高崎映画祭で最優秀助演俳優賞を受賞。じっくりとキャリアを積みながら、確かな存在感を見せています。
趣味は落語、釣り、写真、ギターと幅広く、いろいろなことに興味を持つタイプなのだとか。演技だけでなく、そうした感性が作品に活かされているのかもしれませんね。これからの活躍がますます楽しみな俳優さんです。



記事後半ではさらに詳しく紹介するよ。
中島歩さんの出演するサントリージン翠のCMについて
中島歩さんの出演するサントリージン翠のCMは、2025年2月22日(火)から放送されている、以下の1本です。
- 「新!翠っきりさわや香」篇(15秒ver. 30秒ver.あり)
\「新!翠っきりさわや香」篇 15秒ver./
サントリージン翠のCMが伝えたいことって?
サントリージン翠のCMは、「ジンって実は飲みやすくて、食事にもぴったり!」 ということを伝えてくれるCM。
ジンと聞くと「バーで飲むお酒」「ちょっと大人っぽくて難しそう」というイメージを持つ人もいるかもしれませんね。しかし、「翠ジンソーダ」は柚子・緑茶・生姜の和素材を使い、すっきり軽やかな味わいで飲みやすいのが特徴。CMでは、翠の飲みやすさと親しみやすさを、杉咲花さんと中島歩さんの掛け合いを通して表現しています。
このCMのポイントは、「翠は、ジンに詳しくない人でも気軽に楽しめる」ということ。よくある「こだわりのクラフトジン」とはちょっと違って、「家でも居酒屋でも、食事と一緒に気軽に楽しめる」というのが、サントリー翠ジンソーダの魅力なのだそうですよ。



翠ジンソーダ、意外と身近なお酒かも。
なぜこんなに爽やかな気分になる?映像と音のこだわり
サントリージン翠のCMを見ていると、なんだか気持ちが軽くなるような感覚がありますよね。それは、映像の明るさや細かい演出が作り出す、心地よい爽快感に秘密があります。
このCMで特に印象的なのが、杉咲花さんが「翠ジンソーダ」を初めて飲むシーン。ここでは顔をやさしく照らす光や、ふわっと髪が揺れる風など、細かな演出にこだわり抜いて作られたのだそう。何度もテイクを重ねた末に、杉咲花さんと制作チームの息がぴったり合ったベストショットが完成。その瞬間、杉咲花さんはスタッフと達成感を分かち合い、満面の笑顔で拍手を送ったそうですよ。
また、氷がカランと鳴る音や、炭酸が弾けるシュワシュワという音が、視覚だけでなく聴覚からも「翠ジンソーダ」の爽快感を伝える工夫になっています。映像と音が組み合わさることで、見ているうちに 「なんだか飲みたくなってきた!」 と思わせてくれるCMになったのですね。



ふわっと軽やかな感じがいいよね。
中島歩さんが起用された理由は?
このCMでは、翠ジンソーダの飲みやすさを伝えるために、ジンに詳しくない人と、その美味しさを知っている人の掛け合いが大切になっているように感じます。杉咲花さんが「ジン初心者」なら、もう一方には「ちょっと詳しくて、でも押しつけがましくない人」がぴったり。その役を演じているのが、中島歩さんです。
中島歩さんは、これまで映画やドラマで落ち着いた雰囲気の中にも、どこか親しみやすさのある役柄を演じてきました。例えば、映画『銀平町シネマブルース』や『ナミビアの砂漠』では、言葉少なめでも感情が伝わる繊細な演技が印象的でした。その経験が、このCMの中でも生きていて、「お酒をすすめる姿が自然で、無理がない」と感じられるのかもしれません。
また、中島歩さんの穏やかな表情や落ち着いた話し方が、翠ジンソーダの気軽に楽しめる雰囲気とぴったり。無理なく「一口飲んでみたら?」とすすめる姿が、視聴者にも心地よく伝わってきますね。



こんな風にすすめられたら断れないかも!
サントリージン翠のCM俳優・中島歩さんとはどんな人?
サントリージン翠のCMに出演する俳優・中島歩さんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
中島歩さんのプロフィール
- 名前:中島歩(なかじま あゆむ)
- 生年月日:1988年10月7日
- 出身地:宮城県
- 身長:184cm
- 血液型:O型
- 職業:俳優
- 所属事務所:テンカラット
- 趣味:落語・釣り・写真・ギター
▼中島歩さんを知る5つのポイント
- モデルから俳優へ 200人超のオーディションを突破
- 『花子とアン』で注目 映画賞も受賞した実力派
- 落語研究会で学んだ “間” が演技に活きる
- 釣りに写真…多趣味な一面も
- 物静かに見えて、実はよくしゃべる!?



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モデルから俳優へ 200人超のオーディションを突破
中島歩さんは学生時代、バンドや漫才を経験し、表現することに興味を持つようになったそう。大学では日本大学芸術学部文芸学科に進学し、落語研究会に所属。「どうすれば人が笑ってくれるのか」を考えながら、人前で話す楽しさを知ったそうです。
俳優の道を意識し始めたのは、モデルとして活動していた頃。演技にも興味を持ち、本格的に俳優を目指すことを決意しました。2012年にモデル業を引退し、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々。しかし、なかなかチャンスをつかめず、挫折を経験したそうです。それでも諦めずに挑戦を続け、翌年、パルコ劇場40周年記念公演『黒蜥蜴』のオーディションに合格。200人以上の応募者の中から見事役を勝ち取り、俳優としてのキャリアをスタートさせました。



俳優を目指してアルバイトもしてたんだね。
『花子とアン』で注目 映画賞も受賞した実力派
中島歩さんが広く知られるきっかけになったのが、NHK連続テレビ小説『花子とアン』。ここでの演技が話題となり、その後も映画やドラマで活躍の場を広げていきました。
映画『グッド・ストライプス』では、結婚を前に成長していく主人公を演じ、じっくりと感情を表現する演技が印象的でした。また、『偶然と想像』では、日常の中の微妙な感情の変化を丁寧に表現。その演技が高く評価され、2022年には第35回高崎映画祭で最優秀助演俳優賞を受賞しました。
作品ごとに異なる役柄に挑戦し、俳優としての幅を広げている中島歩さん。派手な演出ではなく、じっくりとした演技で作品の世界観に溶け込むタイプの俳優さんと言えるかもしれませんね。



花子とアンで一気に注目されたんだね
落語研究会で学んだ “間” が演技に活きる
中島歩さんの演技には、大学時代に経験した落語の影響が大きいそうです。最初は「漫才やコントをやるサークルかな?」と思って入ったものの、実際は本格的な古典落語を学ぶ場。最初は戸惑ったものの、「どうすれば観客が笑ってくれるのか」を考えながら続けていくうちに、話すことの楽しさを実感したそうです。
3年生の学園祭で演じた『火炎太鼓』が成功し、「人に楽しんでもらう喜び」を強く感じたのだとか。この経験を通じて、セリフのリズムや強弱、間(ま)の取り方を意識する力が身についたそうです。たとえば、映画『偶然と想像』では、会話のリズムや間の使い方が絶妙で、登場人物の心の動きがリアルに伝わってきます。落語で培った感覚が、演技の自然さにつながっているのかもしれませんね。



笑いを考えることで演技の幅も広がったんだね。
釣りに写真…多趣味な一面も
中島歩さんは、落語以外にも釣り、写真、ギターなど、多趣味な一面を持っています。特に釣りは、仕事の合間を縫ってよく行くほど好きなのだとか。自然の中でじっと魚を待つ時間が、リフレッシュになっているのかもしれませんね。
写真も好きで、カメラを持ち歩くことが多いそうです。景色や日常の何気ない瞬間を切り取るのが楽しく、俳優としての視点とはまた違った「ものの見方」が鍛えられているのかもしれません。ギターも趣味のひとつで、音楽を聴くだけでなく、自分で弾いて楽しむこともあるそうです。
こうした趣味を通じて、普段からさまざまな感覚を磨いている中島歩さん。俳優としての演技にも、こうした好奇心旺盛な姿勢が活きているのかもしれませんね。



釣りをしてる姿も絵になりそうだね。
物静かに見えて、実はよくしゃべる!?
中島歩さんの見た目の印象と、実際の性格には少しギャップがあるようです。落ち着いた雰囲気から、「寡黙でクールな人」というイメージを持たれることが多いですが、本人は「実は結構おしゃべり」と語っています。
インタビューでも、「初対面の人には静かに見られるけれど、慣れてくるとたくさん話してしまう」とコメント。落語や漫才を経験していることもあり、話すこと自体が好きなのかもしれませんね。
また、お酒の席では気が緩むのか、つい話しすぎてしまうこともあるのだとか。そうした一面を知ると、なんだか親しみを感じますよね。俳優としてはクールな役柄が多い中島歩さんですが、実際には気さくで会話好きな人なのかもしれません。こうしたギャップもまた、中島歩さんの魅力のひとつと言えそうです。



こういうギャップ、親近感が湧くね。
中島歩さんといえばこの作品【代表作】
中島歩さんの代表作といえば、こちら。



それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。作品のタイトルをクリックすると、見たい作品までジャンプできるよ。
舞台『黒蜥蜴』 雨宮潤一役(2013年)
『黒蜥蜴』は江戸川乱歩の同名小説を原作とした舞台で、美輪明宏さんが主演を務める人気作品です。中島歩さんは、怪盗・黒蜥蜴に心を奪われる青年・雨宮潤一役で出演。美輪明宏さん演じる黒蜥蜴との妖艶な駆け引きや、内に秘めた葛藤を表現する重要な役どころでした。
この作品は、中島歩さんの俳優デビュー作でもあります。200人以上が応募したオーディションを勝ち抜き、いきなり大舞台でのデビュー。舞台経験のない状態での挑戦だったため、初めは不安もあったそうですが、美輪明宏さんから演技のアドバイスを受けながら役に向き合ったと語っています。大きなプレッシャーの中で演じきったことが、その後の俳優人生の大きな糧になったのかもしれませんね。
NHK連続テレビ小説『花子とアン』 宮本龍一役(2014年)
NHK連続テレビ小説『花子とアン』は、翻訳家・村岡花子の生涯を描いた作品。中島歩さんが演じた宮本龍一は、仲間由紀恵さん演じる葉山蓮子の恋人であり、理想に燃える青年。身分の違いを超えた恋愛が大きな見どころでした。
中島歩さんにとって、この役はテレビドラマ初出演。舞台『黒蜥蜴』で俳優デビューした後、200人以上が参加したオーディションを勝ち抜き、見事に役を射止めました。宮本龍一の情熱的な言動と葉山蓮子との切ない恋模様は視聴者の心を揺さぶり、大きな反響を呼びました。
ナレーションを担当した美輪明宏さんとは舞台『黒蜥蜴』以来の縁があり、撮影現場でも声をかけられたとか。この作品をきっかけに、知的で落ち着いた役柄での活躍が増え、俳優としての幅を広げました。
映画『グッド・ストライプス』 南澤真生役(2015年)
『グッド・ストライプス』は、交際4年目のカップルが予期せぬ妊娠をきっかけに結婚を決意し、成長していく様子を描いた映画です。中島歩さんが演じた南澤真生は、優柔不断な性格で、どこか頼りないけれど愛嬌のある青年。相手役の菊池亜希子さん演じる緑とぶつかり合いながらも、少しずつ家族になっていきます。
この作品は中島歩さんにとって映画初主演作。リアルな会話劇や、男女の価値観の違いを丁寧に描いたストーリーが評価されました。撮影中は役に入り込みすぎて精神的に荒れていた時期もあったそうですが、浅田真央さんの演技を見て「演じることはもっと楽しくていい」と気づいたというエピソードも語っています。
映画『偶然と想像』 和明役(2021年)
『偶然と想像』は、濱口竜介監督による3つの短編からなるオムニバス映画。その中の第3話「もう一度」で、中島歩さんは和明という大学教授役を演じました。ある出来事がきっかけで過去の恋人と再会し、言葉を交わしていく中で、心の奥にある感情が揺れ動いていくという物語です。
この作品は、第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞し、国内外で高く評価されました。中島歩さんの演技も、静かなシーンの中で「どこで言葉を区切るか」「どういう間を取るか」を丁寧に計算し、繊細な感情の揺れを見事に表現。派手な演技ではなく、言葉に頼らず空気感で感情を伝える難しい役どころでしたが、濱口竜介監督との綿密な話し合いを重ねながら、作品の世界観に溶け込むように演じたそうです。
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中島歩さんが出演したCM作品は他にも!
中島歩さんは、以下のようなCMにも出演されています。
- 芝浦機械「ALWAYS 芝浦マシーン」(2024年)
\芝浦機械「ALWAYS 芝浦マシーン」その1/
中島歩さんは芝浦機械の「ALWAYS 芝浦マシーン」のCMにも出演。このCMでは、阿部寛さん演じる熱血刑事の後輩役を演じました。「慣れてくるとたくさん話してしまう」と語る中島歩さんですから、撮影現場では、阿部寛さんとのシリアスなやり取りをこなしつつ、時にはユーモアを加えて場を和ませていたのではないでしょうか。中島歩さんの素の魅力が垣間見えるCM作品だなと感じました。



中島歩さんも共演の阿部寛さんも、いい味出してる!
【まとめ】サントリージン翠のCM俳優は、『花子とアン』で注目を集めた中島歩さんだった
サントリージン翠のCMに出演している俳優さんは、中島歩さんでした。
中島歩さんは、大学時代、落語研究会で演技に興味を持ち、モデルを経て役者へ転身。代表作には、『花子とアン』で演じた村岡英治役や、映画『グッド・ストライプス』などがあり、役ごとの感情の機微を丁寧に表現することが得意な俳優さんです。
サントリージン翠のCMでは、ジン初心者の杉咲花さんに、ジンの魅力を伝える店長役を演じていました。ジンをさりげなく勧める姿がとても印象的で、ジンソーダを飲んでみたいなと思った方も多いのではないでしょうか。まだまだたくさんの魅力を秘めた中島歩さんの、今後の活躍が楽しみです。



サントリージン翠のCM俳優、中島歩さんをご紹介しました!
サントリージン翠のCMで共演、フレッシュな看板店員役は杉咲花さん

