伊右衛門のCMに出演している女優さんは、奈緒(なお)さんです。
本記事では…
- 伊右衛門のCMに出演する女優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- 伊右衛門CMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。

ぜひ見てみてね!
伊右衛門のCM女優は奈緒さん。桜が似合う温かな先輩役
2025年3月1日から放送されている伊右衛門のCMに出演している女優さんは、奈緒(なお)さんです。
\伊右衛門CM「心に、京都を。春。」篇/
奈緒さんは、1995年2月10日生まれ、福岡県出身の女優さんです。高校生のときにスカウトされ、地元・福岡でモデルやリポーターとして活動。その後、女優を目指して上京し、2013年にドラマ『めんたいぴりり』で女優デビューを果たしました。
転機となったのは、2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。ヒロインの親友役として出演し、その演技が「リアルで引き込まれる」と話題に。2019年のドラマ『あなたの番です』では、ミステリアスでどこか怖さを感じさせるキャラクターを熱演し、強烈な印象を残しました。さらに、2022年には『ファーストペンギン!』で主演を務め、新たな一面を見せています。
手話や乗馬ができるほか、映画イラストを描くのが好きだったり、カレー屋巡りが趣味だったりと、魅力あふれる人柄も人気の理由のひとつ。作品ごとに違う表情を見せる奈緒さん、これからの活躍がますます楽しみな女優さんです。



記事後半ではさらに詳しく紹介するよ。
奈緒さんの出演する伊右衛門のCMについて
奈緒さんの出演する伊右衛門のCMは、2025年3月1日(土)から放送されている、「心に、京都を。一足お先に。」篇を含む、以下の2本です。
- 伊右衛門「心に、京都を。一足お先に。」篇(予告編)
- 伊右衛門「心に、京都を。春。」篇
\「心に、京都を。一足お先に。」篇(予告編)はこんなCMでした/
伊右衛門のCM、どんな想いが込められてる?
伊右衛門の新CMは、ただのお茶の宣伝ではなく、「心に、京都を。」というテーマのもと、日本の伝統や穏やかな時間を大切にする気持ちを届けています。忙しい毎日の中で、ふと一息つく時間って、意外と大事ですよね。このCMは、そんなひとときの心地よさを伝えてくれています。
いろいろな緑茶飲料がある中で、伊右衛門が大切にしているのは「機能性」ではなく、「お茶を味わうことで、心がほっと落ち着く時間」。だからこそ、今回のCMでは、京都の風景や静かな空気感とともに、「一杯のお茶がもたらす心のゆとり」を丁寧に描いているのだと感じます。



ゆっくりお茶を味わいたくなるよ。
ただのお茶じゃない、伊右衛門が届けるもの
2025年3月から放送された「心に、京都を。春。」篇は、物語や映像、音楽が一つになって、伊右衛門とともに過ごす穏やかな時間を伝えてくれています。
都会で働く男性(青木柚さん)が久しぶりに京都の実家へ帰省し、陶芸家の先輩(奈緒さん)と再会。懐かしい縁側に並び、お茶を飲みながら交わす何気ない会話が描かれています。春のやわらかな光が差し込み、桜の花びらが舞う中で、心がほっとほどけていくような時間が流れます。
音楽には、原由子さんの『花咲く旅路』が使われており、どこか懐かしく、あたたかいメロディーが、お茶を飲むひとときの心地よさを引き立てています。映像のやさしい雰囲気と相まって、「伊右衛門を飲む時間は、ただの習慣ではなく、心からくつろげる時間なんだ」と感じられる仕上がりになっています。
美しい映像や流れる音楽、そして物語が重なり合い、ただお茶を飲むだけでなく、その時間を心から味わいたくなるようなCMとなっています。



お茶と一緒に春を感じる点も素敵!
奈緒さんが伊右衛門のCMに起用されたのはなぜ?
奈緒さんがこのCMに登場するのを見て、「ぴったりだな」と感じた人も多いのではないでしょうか。それは、落ち着いた雰囲気や親しみやすさが、伊右衛門の持つ穏やかな世界観とよく合っているからだと考えられます。
奈緒さんは、これまでの作品でも、飾らないけれど芯のある女性を演じることが多く、演技力、表現力が高く評価されてきました。奈緒さんが演じてきたいずれの役からも、「飾らず、等身大で生きる姿」が伝わり、伊右衛門が伝えたい「本物の良さ」と重なる部分があるようにも思います。
また、奈緒さんは以前、陶芸家の役を演じるために窯元へ通い、日本の伝統文化に触れてきました。そうした経験が、京都の情緒を大切にする伊右衛門の世界観とも自然に重なっているように思います。
CMでは、懐かしい縁側で「おかえり」と声をかける奈緒さんの表情が、とても柔らかくて温かいんですよね。作り込まれた笑顔ではなく、ふっと肩の力が抜けたような、心からほっとできる表情。お茶を飲む時間の心地よさが、そのまま伝わってくるような気がします。



優しい時間が流れてる。
伊右衛門のCM女優・奈緒さんとはどんな人?
伊右衛門のCMに出演する女優・奈緒さんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
奈緒さんのプロフィール
- 名前:奈緒(なお)
- 生年月日:1995年2月10日
- 出身地:福岡県
- 身長:157cm
- 血液型:A型
- 職業:女優
- 所属事務所:アービング
- 趣味:映画イラストを描くこと・カレー屋巡り
- 特技:手話・乗馬
▼奈緒さんを知る5つのポイント



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母の支えと父の願いが原動力に
奈緒さんは幼少期、母子家庭で育ち、母の仕事を支えるために家事を手伝うことも多かったそう。その影響もあってか、自立心が強く、自分の選んだ道を突き進む芯の強さを持つようになったそうです。
父は奈緒さんが生後7か月のときに他界しましたが、「たくさんの人に愛されるように」という願いを込めて「奈緒」と名付けていました。
芸能活動を始めた当初は本名とは異なる「本田なお」という芸名を使用していましたが、女優として活動を続けるうちに、「本名を使わないことに違和感を覚えた」と語り、改名を決意。母とともに父の墓前を訪れ、「お父さんにもらった名前で頑張る」と誓ったそうです。
その直後、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』のオーディションに合格し、演じた役の名前が「木田原菜生(なお)」だったことも、偶然とは思えない巡り合わせだったと感じたそうですよ。



「奈緒」の名前に大切な意味があったんだね。
母の反対を押し切って上京
高校1年生のとき、福岡・天神でスカウトされ、モデルとして活動をスタート。母子家庭で育ったこともあり、「早く働きたい」という思いが強く、母の反対を押し切る形で上京しました。本格的に女優の道を志すようになったきっかけは、映画『かもめ食堂』を観たこと。この作品を観た際に「演じることで誰かの心に残る仕事がしたい」と感じたことが決め手になったそうです。
2013年にドラマ『めんたいぴりり』で女優デビュー。2018年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインの親友役を演じ、一躍注目を集めました。その後、『あなたの番です』『ファーストペンギン!』など話題作に次々と出演し、幅広い役を演じる実力派女優として評価されています。映画『マイ・ブロークン・マリコ』では初主演を務め、熱演が大きな話題となり、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。



高校生で自立を考えてたなんて大人だなぁ。
大切にしているのは「役に寄り添うこと」
奈緒さんは「演じることは、誰かの人生を生きること」と捉え、どの役にも真摯に向き合っているそうです。役作りにおいては、その人物がいそうな場所を訪れたり、細かな仕草や話し方を研究したりと、細部までこだわることを大切にされているようです。
『ファーストペンギン!』では、シングルマザーとして漁師たちをまとめる女性を演じるため、実際に漁業の現場に足を運び、作業を体験したりしたのだそう。こうしたリアリティの追求が、視聴者の共感を生む演技につながっているのですね。
これまでに映画賞などで高く評価されることも多く、『マイ・ブロークン・マリコ』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今後はさらに幅広い役に挑戦し、「どんな役でも、その人物の人生を大切に演じられる役者でありたい」と語っています。



役作りに対する真摯な姿勢が素敵すぎる!
周囲を大切にする、まっすぐな性格
奈緒さんは、共演者やスタッフから「とても気遣いができる人」と評されることが多く、現場でも周囲を和ませる存在だといいます。一方で、役に対してはとことん向き合うストイックな一面を持ち、作品ごとに異なる表情を見せることができる点も素敵なところだなと感じます。
インタビューでは「自分のペースでじっくり考えることが好き」と語っており、穏やかで思慮深い性格が伝わってきます。どんな役を演じるときも、その人物の気持ちを大切にしながら、しっかりと向き合う姿勢が、奈緒さんの演技の深みにつながっているのかもしれませんね。



人をよく観察してるからこその優しさなんだね。
絵や陶芸など、表現の幅が広い
幼い頃の夢は漫画家で、特に『銀魂』の作者・空知英秋さんを尊敬していたそうです。現在も絵を描くことが趣味で、映画を観た後に印象的なシーンをイラストにすることが多いのだとか。NHKのハート展では「父の思い出」をテーマにした作品を発表するなど、画家としての活動も続けています。
また、陶芸にも興味があり、特に岡山県備前市の窯元へ通うことが好きで、陶芸の先生から「おかえり」と迎えられるほど。過去に映画で陶芸家の役を演じたこともあり、そうした経験が役作りにも活かされているようです。
絵や陶芸などのアートを通じて表現することが好きな奈緒さん。その感性が、奈緒さんの演技にも奥行きを与えているのかもしれませんね。これからも、どんな作品でどんな姿を見せてくれるのか、ますます楽しみな女優さんです。



漫画家志望だったのは意外!
奈緒さんといえばこの作品【代表作】
奈緒さんの代表作といえば、こちら。



それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。作品のタイトルをクリックすると、見たい作品までジャンプできるよ。
NHKテレビ連続小説『半分、青い。』 木田原菜生役(2018年)
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』は、昭和から平成にかけて成長するヒロインの人生を描いた物語です。奈緒さんが演じた木田原菜生は、ヒロイン・楡野鈴愛の幼なじみで、明るくしっかり者の親友。恋愛話にも積極的で、鈴愛の相談相手として頼れる存在でした。
奈緒さんにとって、この作品は大きな転機になったものの一つ。特に、演じた役の名前「菜生(なお)」が自身の本名と同じ読みだったことに特別な思いを抱いたそうです。菜生としてヒロインのそばに寄り添い、ドラマ優しさと明るさを添えていました。
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ドラマ『あなたの番です』 尾野幹葉役(2019年)
『あなたの番です』は、交換殺人ゲームが進行するミステリードラマです。奈緒さんが演じた尾野幹葉は、主人公・手塚翔太に異常な執着を見せるミステリアスな女性。無邪気な笑顔の裏に狂気を秘め、どこか不気味な言動を繰り返す姿が話題になりました。特に、翔太の部屋に突如侵入したり、不気味なメモを残したりするシーンは視聴者の間でも大きなインパクトを残しました。
奈緒さん自身も「これまでで一番驚かれた役」と振り返っています。これまでのイメージとは違う挑戦的な役柄でしたが、演技の振り幅を見せつけた作品です。
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ドラマ『ファーストペンギン!』 岩崎和佳役(2022年)
『ファーストペンギン!』は、実在の人物をモデルにしたドラマで、漁業の世界に飛び込んだシングルマザーの奮闘を描きます。奈緒さんが演じた岩崎和佳は、都会から地方へ移住し、漁師たちと手を取り合い、新しい挑戦を始める女性。
漁船に乗るシーンや魚をさばく場面など、実際に現場で学びながらの演技だったそうです。漁師たちの世界に溶け込みながら、役への理解を深めていったそうです。困難に立ち向かいながらもひたむきに進む姿が、視聴者の共感を呼びました。
映画『マイ・ブロークン・マリコ』 イカガワマリコ役(2022年)
『マイ・ブロークン・マリコ』は、親友を失った女性の旅を描く映画です。奈緒さんが演じたイカガワマリコは、父親の虐待を受けながら生き延びたものの、心を閉ざしてしまった女性。親友のシイノにだけは本音を見せる存在であり、その関係性が作品の大きなテーマとなっています。
奈緒さんは「マリコにとっての希望はすべて消えていた」と役の背景を深く考え、少ない言葉や表情で、痛みや苦しみを伝えていました。特に、「割に合わないでしょ」というセリフは、マリコの人生の辛さを象徴する言葉として、多くの人の心に残るシーンとなりました。
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奈緒さんが出演したCM作品は他にも!
奈緒さんは、以下のようなCMにも出演されています。
- NTTドコモ「はじめてスマホプラン」
- 「一人でリハーサル」篇(2020年)
- 「耳寄りな話」篇(2021年)
- 「おじいちゃんがスマホに替えた」篇(2021年)
- ラクサス・テクノロジーズ(Laxus)総額6億円プレゼントキャンペーン(2021年)
- 「出会い」篇
- 「デート」篇
- 「初めてのキス」篇
- 「彼の親」篇
- 「お別れ」篇
- 知らないだけでみんな使ってる!ブランドバッグの定額レンタルアプリ Laxus(ラクサス)「クセ強ダンス」篇(2021年)
- YOOZOO GAMES インフィニティ キングダム-諸王の戦争(2022年)
- サントリー 「パーフェクトサントリービール」(2022年)
- 「うまい中華には?出会い」篇
- 「うまい中華には?再会」篇
- 三井ダイレクト損保(2022年)
- 神戸製鋼所(2023年)
- ポケモン 「ポケモンスリープ(Pokémon Sleep)」(2023年)
- レバレジーズ(2023年)
- 「次代を、創る」篇
- 「さまざまな分野」篇
- レバウェル
- 「今日までの日々を、力に変えて」篇(2024年)
- 「共に悩み考えてくれる人」篇(2025年)
- 東洋水産「QTTA」(2024年)
- サントリー食品インターナショナル 伊右衛門「心に、京都を。春。」篇(2025年)
他
\レバウェル「共に悩み考えてくれる人」篇(/
奈緒さんはこれまでに、「レバウェル」のCMにも出演。看護師、介護職、保育士の3役を演じました。それぞれの仕事に向き合う女性たちを演じ分ける中で、わずかな表情の違いや仕草から、それぞれの職業の空気感が伝わってくるのがすごいところ。
SNSでも「本当にその仕事をしているみたい」「役によって全然雰囲気が違う」といった声が上がり、奈緒さんの演技の幅が改めて注目されました。どの役も、ただ職業のイメージをなぞるのではなく、その仕事をする人の想いが伝わってくるような表現になっていて、見ているこちらまで見ているこちらまで胸が熱くなりました。



役ごとに全然違う雰囲気になっていて、驚いたよ。
【まとめ】伊右衛門のCM女優は、日本アカデミー賞を受賞した経験を持つ奈緒さんだった
伊右衛門のCMに出演しているのは、奈緒さんでした。
奈緒さんは、どこか親しみやすく、芯の強さも感じさせる俳優さんです。映画『マイ・ブロークン・マリコ』では、心に傷を抱えながらも大切な人を想う姿を繊細に演じ、ドラマ『ファーストペンギン!』では、未経験の漁業の世界に飛び込むシングルマザーを力強く演じました。実は、過去には陶芸家の役で窯元に通い、日本の伝統文化に触れた経験もあるそうです。
伊右衛門のCMでは、そんな奈緒さんが、京都の風景の中で穏やかにお茶を飲む姿が印象的でした。肩の力がふっと抜けるような笑顔が、お茶を飲む時間の心地よさを伝えてくれていました。伊右衛門のCMを見ていると、忙しい日々の中でも、ほっと一息つく時間を大切にしたくなりますね。



伊右衛門のCM女優、奈緒さんをご紹介しました!