日本ガイシのCMに出演している女優さんは、祷キララ(いのり きらら)さんです。
本記事では…
- 日本ガイシのCMに出演する女優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- 日本ガイシCMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。

ぜひ見てみてね!
日本ガイシのCM女優は祷キララさん。迷いながらも前に進む姿が印象的!
日本ガイシのCM「いい未来が、また見えてきた。」に出演している女優さんは、祷キララ(いのり きらら)さんです。
\日本ガイシCM「いい未来が、また見えてきた」篇/
祷キララさんは、2000年3月30日生まれ、大阪府出身の女優さんです。
2010年に映画『堀川中立売』でスクリーンデビュー。翌年、神聖かまってちゃんのMV『夕方のピアノ』に出演した際には、独特の雰囲気を持った役柄を演じ、大きな注目を集めました。
女優としてのデビュー後は、映画『左様なら』で複雑な心情を抱える高校生役を、『ファンファーレが鳴り響く』では、サイコパス的な要素のある少女を演じ、観客に強い印象を残しました。近年では『忌怪島/きかいじま』などホラー作品にも出演するなど、ジャンルを問わず活躍しています。
特技は書道で、細かい所作を大切にする役作りにも活かしているそうです。また、映画を深く愛しており、過去の名作を研究することが演技の幅を広げるきっかけになっているのだとか。
これまでミステリアスな役や影のあるキャラクターを演じることが多いですが、作品ごとに確かな存在感を見せており、これからの活躍がますます楽しみな女優さんです。



記事後半ではさらに詳しく紹介するよ。
祷キララさんの出演する日本ガイシのCMについて
祷キララさんの出演する日本ガイシのCMは、2022年7月19日(火)から放送されている、以下の8本です。
- いい未来が、見えてきた。(2022年)
- いい未来が、見えてきた。2(2024年)
\いい未来が、見えてきた。2 第1話「もう何も見えない」篇/
謎の生き物「クロコ」が見えるアキとワタルの物語
祷キララさんの出演する日本ガイシのCMは、ある日突然小さな黒い生き物が見えるようになったアキとワタルの物語。「この世界は、見えないものや人に支えられている」というお話を、ユニークな視点で描いた作品で、テレビCMで放送されたバージョンの他に、1話7分程度のWEBムービーも配信されています。
この日本ガイシのCMは、2022年に放送されたエピソード1と、「その5年後」の物語として2024年に制作されたエピソード2の2バージョンあり、それぞれ各4話で構成されています。
祷キララさん演じるアキと萩原護さん演じるワタルだけに見えている、小さな黒い生き物の正体は「クロコ」。デジタル機器の周りによく現れる彼らは、「未来にええこと」をしてくれる存在。可愛らしい見た目に、エピソード1を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。



クロコが可愛くてつい見ちゃう!
日本ガイシのCMに込められたメッセージとは?
「いい未来が、見えてきた。」シリーズは、未来に悩む若い世代に向けたメッセージを届けるCMです。日本ガイシが持つエネルギー貯蔵や環境技術が、これからの社会にどう役立つのかを伝えながら、「未来は自分で選べる」という前向きなメッセージが込められています。
直近で放送されたエピソード2では、高校生だった主人公が大学生になり、将来の選択に迷う姿が描かれています。「未来は最初から決まっているわけじゃない。自分の選択次第で変わっていくんだ」というテーマが、見る人の心にじんわり響きます。
他の企業CMが「最先端技術」や「環境問題」といった大きな話を全面に出すことが多い中で、日本ガイシのCMは「今の自分の選択が未来につながる」という身近な視点を大切にしているのが印象的です。
「今の選択が未来につながる」というメッセージは、シンプルだけど、改めて考えると深いですよね。将来のことって漠然としていて不安になりがちですが、日本ガイシのCMを見て、「今できることを大事にしよう」と思えました。



なんだか心に残るCMだね。
日本ガイシのCMに祷キララさんが選ばれたのはなぜ?
祷キララさんがこのCMの主人公に選ばれた理由は、「未来を模索する若者のリアルな姿」がCMの世界観にぴったり合っていたからと考えられます。
祷キララさんは、大作映画やテレビドラマよりもインディペンデント映画や社会派作品に多く出演し、複雑な感情の揺れを細やかに表現できる女優さんです。たとえば、映画『左様なら』では、静かだけど芯のある高校生を演じ、観る人の心に残る存在感を見せました。この経験が、今回のCMで描かれる「未来に迷いながらも前に進もうとする姿」にも通じるものがあるのかもしれません。
また、祷キララさんはミステリアスな雰囲気がありつつも、どこか親しみを感じさせる魅力を持っています。このCMでも、何気ない視線の動きや、ふとした表情の変化が印象的です。「未来に悩むのは、自分だけじゃない」と、視聴者が共感できる雰囲気を自然に生み出しているのがすごいところですね。
さらに、日本ガイシが環境やエネルギーの未来を考える企業であることを考えると、祷キララさんの「知的で落ち着いた雰囲気」も起用の理由のひとつと考えられます。未来について真剣に考える若者の姿を、飾らず自然に演じることができるからこそ、CMの中でも違和感なく溶け込んでいるのかもしれませんね。



なるほど、ぴったりの配役だね!!
日本ガイシのCM女優・祷キララさんとはどんな人?
日本ガイシのCMに出演する女優・祷キララさんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
祷キララさんのプロフィール
- 名前:祷キララ(いのり きらら)
- 生年月日:2000年3月30日
- 出身地:大阪府
- 身長:165cm
- 血液型:非公表
- 職業:女優
- 所属事務所:不明(以前は「ステッカー」と公表)
- 趣味:映画鑑賞・読書
- 特技:書道
「映画に出たい!」がデビューのきっかけ
祷キララさんのデビューは、まるで映画のワンシーンのようなエピソードから始まっています。幼い頃、母親と一緒に映画『青空ポンチ』を観た後、その作品を手がけた柴田剛監督に「映画に出たい!」と直接伝えたのだとか。普通なら、子どもの無邪気な夢として流れてしまいそうな話ですが、柴田剛監督はその言葉を受け止め、実際に祷キララさんを自身の作品『堀川中立売』(2010年)に起用しました。
この偶然のようなデビューから、祷キララさんは着実に女優としての道を歩みます。翌年の2010年に出演した神聖かまってちゃんのMV『夕方のピアノ』で衝撃的な演技を披露すると、他の誰とも違うミステリアスで唯一無二の存在感が業界からの注目を集め、オファーが殺到。その後も、映像の世界に親しみながら、映画『Dressing Up』や短編映画『マリコ』など、さまざまな作品に関わるようになります。
高校時代には演技の幅を広げ、インディペンデント映画にも積極的に参加。商業映画とは異なる自由な表現の場で経験を積み、独自の演技スタイルを確立していきました。
このような経歴を持つ祷キララさんは、一般的な「オーディションを受けて芸能事務所に所属し、デビュー」という流れとは異なり、作品との出会いがそのままキャリアにつながっている点がとてもユニークです。だからこそ、どの作品でもどこか“祷キララさんらしさ”が感じられるのかもしれませんね。



まるで映画みたいなデビューだね。
影のある役も演じきれる確かな実力の持ち主
祷キララさんのこれまでの出演作を振り返ると、映画を中心に活動しながら、ちょっと個性的な役柄を演じることが多いのが特徴です。
『左様なら』(2018年)では、死をテーマにした作品の中で、静かに物語を支える高校生役を演じました。元気いっぱいのキャラクターではなく、物語の根底にある“喪失感”を感じさせる立ち位置。派手な演技をせず、視線やちょっとした表情の変化だけで気持ちを伝える姿が印象的でした。
また、『ファンファーレが鳴り響く』(2020年)では、美しさと危うさを兼ね備えた、異常性を秘めた女子高生役を演じ、観客の心を揺さぶりました。この作品では、決して単純ではない人物像を深く掘り下げ、物語に説得力を持たせています。最近では、『忌怪島/きかいじま』(2023年)など、ホラー・サスペンスの分野にも進出。ミステリアスな雰囲気を持つ祷キララさんにとって、このジャンルはとても相性が良いように思えます。
祷キララさんは、一般的な青春映画やラブストーリーのヒロインとは違い、少し影のある役や、心理的な深みのあるキャラクターを演じることが多いのが特徴です。ただ、それは“型にはまっている”ということではなく、作品ごとに異なるアプローチを見せてくれるのが魅力。これからも、予測のつかない役柄に挑戦しながら、観る人を惹きつけていくのではないでしょうか。



一度観たら忘れられない存在感だよ。
映画への愛と役作りのこだわり
祷キララさんの演技には、ひとつひとつの役にしっかり向き合う姿勢が感じられます。これは、祷キララさん自身が映画を心から愛し、作品を深く理解しようとしているからかもしれません。過去の名作を研究することも多く、特に園子温監督の『愛のむき出し』のような、強い個性を持つ作品に影響を受けているそうです。
また、特技の書道は、演技にも活かされているのだとか。筆を持つときの繊細な動きや、集中して一つの線を描く感覚が、役作りの際にも自然と表れているのかもしれませんね。実際、祷キララさんの演技を見ていると、セリフのないシーンでも印象に残る瞬間が多く、細かな動きや表情の変化が丁寧に作り込まれていることがわかります。
とはいえ、祷キララさんの演技が“計算されたもの”かというと、そういうわけでもないのが面白いところです。たとえば、シリアスなシーンでもふとした瞬間に素の表情がのぞいたり、思いがけない仕草でキャラクターに命を吹き込んだりすることがあります。こうした自然な動きが、画面の中で生き生きとした存在感につながっているのかもしれませんね。
映画に対する深い愛情と、細やかな役作りの姿勢。そのどちらもが、祷キララさんの演技を支えている大切な要素だと感じます。



研究熱心なところも見習いたい。
ファッションの街・堀江で育った少女時代
祷キララさんのご実家は、大阪のファッションタウン・堀江でアパレルブランド「スーパーレスキュウウェアズ」を立ち上げ、ショップを運営していました。他のブランドにはない、ほんの少しメロウでダークな世界観が特徴のカジュアルブランドで、熱心なファンが多かったそうです。
祷キララさんが仕事先で出会う人の中にも「スーパーレスキュウの服が大好きで、お店に通っていた」という人がいるほど、深く愛されていたブランドでした。しかし、惜しまれながらも1997年にショップとブランドをクローズ。今もなお、当時の服を大切に着続けている人もいるのだとか。
祷キララさん自身も、子どもの頃は「着せられている感覚が強かった」と話していますが、今ではむしろ「いろんな場面でお父さんの服を着るようになった」とのこと。長い年月を経て、デザインやスタイルが肌になじみ、今や自分の一部になっているようですね。



お父さんの服、素敵だね。
本名は、このまま。芸能界でもキラキラ輝く星になる
祷キララという名前は本名なのだそう。苗字も名前も個性的で、祷キララさんのパーソナリティをそのまま示しているように感じますよね。
名前の「キララ」には、「キラ星のように輝く女の子になってほしい」という願いが込められているのだとか。祷キララさん自身もこの名前を昔から気に入っていて、「キラキラ」と呼ばれることも多かったそうです。また、自分の名前にちなんで星柄のアイテムや宇宙モチーフのものを集めていたというエピソードも語っています。
女優としても、その名の通り輝きを放ち続けています。2012年に映画『Dressing Up』で初主演を務めると、第8回シネアスト・オーガニゼーション大阪 CO2新人賞を受賞。その後も、最優秀主演女優賞や最優秀主演悪役賞など、幅広いジャンルで評価される活躍を見せています。



まさに星のような存在感だよ。
祷キララさんといえばこの作品【代表作】
祷キララさんの代表作といえば、こちら。
- 映画『左様なら』 瀬戸綾役(2018年)
- 映画『ファンファーレが鳴り響く』 七尾光莉役(2020年)
- 映画『サマーフィルムにのって』 ブルーハワイ役(2021年)
- 映画『忌怪島/きかいじま』 イマジョ役(2023年)



それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。
映画『左様なら』 瀬戸綾役(2018年)
『左様なら』は、石橋夕帆監督の長編デビュー作で、高校生の死をきっかけに、変わらず続く日常と揺れ動く人間関係を描いた青春映画です。原作は、SNSで人気のイラストレーター・ごめんの短編漫画。クラウドファンディングで目標額を超える支援を集め、MOOSIC LAB 2018で上映されました。
祷キララさんが演じたのは、ヒロインの瀬戸綾役。劇中では亡くなる役を演じ、初めて棺桶に入ったり、自分の遺影を見たりする経験をしたそうです。撮影中は「とても不思議な気持ちになった」と語っており、瀬戸綾というキャラクターが持つ“儚さ”や“静けさ”が、祷キララさん自身の雰囲気と重なって、よりリアルな存在感を生み出しています。
登場シーンは多くありませんが、セリフのない場面でも、視線の動きや仕草から瀬戸綾の心情が伝わってくるのが印象的です。映画全体も大げさな演出を避け、淡々とした空気の中で「死があっても、いじめがあっても、日常は変わらず続いていく」というテーマを描いています。瀬戸綾という存在が、物語の中でどこか特別な“静けさ”を生み出しているのは、祷キララさんの演技の繊細さによるものかもしれません。祷キララさんにとっても、この作品は演技の幅を広げる貴重な経験となったのではないでしょうか。
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映画『ファンファーレが鳴り響く』 七尾光莉役(2020年)
『ファンファーレが鳴り響く』は、いじめを受ける男子高校生・明彦と、衝動的に暴力を振るう女子高生・七尾光莉の逃避行を描いたサスペンス映画です。森田和樹監督が手がけ、衝撃的な展開が続く物語の中で、登場人物の心理が丁寧に掘り下げられています。
祷キララさんが演じた七尾光莉は、一見すると穏やかにも見えますが、内に強い衝動を抱え、予測できない行動をとるキャラクター。明彦に「やり返さないの?」と問いかけ、暴力の世界へと導いていきます。単なる冷酷な人物ではなく、どこか切なさや純粋さも感じさせる存在で、祷キララさんの演技がその危うさを際立たせています。
撮影では、長時間の全力疾走シーンがあり、何度も繰り返す過酷な撮影を経験。息が切れるほど走る姿や、汗にまみれた表情が、その場の緊張感をより生々しく伝えています。七尾光莉というキャラクターの勢いと迷いが絡み合い、観る人に強いインパクトを残す役どころになっています。
映画『サマーフィルムにのって』 ブルーハワイ役(2021年)
『サマーフィルムにのって』は、松本壮史監督による青春映画で、映画制作に情熱を注ぐ女子高生たちのひと夏を描いた作品です。時代劇が大好きな主人公・ハダシが、自分の理想の映画を作るために仲間を集め、奮闘するストーリー。映画愛にあふれた爽やかな青春映画で、懐かしさと新しさが共存する作品です。
祷キララさんが演じたのは、映画制作チームの一員・ブルーハワイ。剣道部に所属しており、皆に剣の構え方などの指導を行なってくれる存在です。ハダシと同じく時代劇好きなのですが、実はラブコメも好きという可愛らしい一面も。普段はクールな印象を持たれることが多い祷キララさんですが、本作では仲間と笑い合い、青春の一瞬を共有する姿が印象的でした。撮影中、共演者と一緒に銭湯に行ったというエピソードも残されており、実際の関係性も作品に自然な空気感をもたらしているように感じます。
熱量たっぷりのセリフの応酬や、撮影シーンのリアルなやり取りも見どころのひとつ。祷キララさんの演技が、ブルーハワイというキャラクターをより生き生きとした存在にしています。
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映画『忌怪島/きかいじま』 イマジョ役(2023年)
『忌怪島/きかいじま』は、清水崇監督によるホラー映画で、VR技術と日本の伝統的な怨霊が交錯する異色のストーリーが展開されます。VRを活用した恐怖体験の研究が進む中、次々と不可解な現象が起こり、研究チームのメンバーが恐怖に追い込まれていくという物語です。
祷キララさんはこの映画で、イマジョ役を演じています。過去に孤島で起きた凄惨な事件の中で理不尽に殺され、強い恨みをもって怪異を引き起こす、いわゆる「ラスボス」の役を演じました。祷キララさんの、観た人をトラウマ級の恐怖に没入させる怪演は多くの人に恐怖を植え付け、第19回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭「最優秀悪役賞」を受賞しています。
祷キララさんが出演したCM作品は他にも!
祷キララさんは、以下のようなCMにも出演されています。
- 楽天カードショートムービー 人生のしおりになるカード「何がほしい?」篇(2016年)
- 大塚食品 ビタミン炭酸MATCH「KISS」篇(2017年)
- ヤマウラ「街を造り、日常を造る。」篇(2021年)
- Amazon Prime ビデオ WEBムービー 「お父さんと」篇(2021年)
- 山口フィナンシャルグループ
- 「イノリの場合」篇(2022年)
- 「はじめの一歩」篇(2024年)
\山口フィナンシャルグループ 「はじめの一歩」篇/
【まとめ】日本ガイシのCM女優は、子役時代からディープな魅力を放つ祷キララさんだった
日本ガイシのCMに出演している女優さんは、祷キララさんでした。
祷キララさんは、大阪府出身で、映画を中心に活躍する女優さん。幼い頃、お母さんと知り合いの監督の映画を観た際、「映画に出たい!」と監督に伝えたことが、デビューのきっかけになりました。代表作には『左様なら』『ファンファーレが鳴り響く』『忌怪島/きかいじま』などがあり、ミステリアスな役柄や心理描写の深いキャラクターを演じることが多いのが特徴です。
日本ガイシのCMでは、未来に迷いながらも前に進もうとする主人公を演じていますが、これは祷キララさん自身のキャリアともどこか重なる部分があるのかもしれませんね。映像の世界に飛び込んでから、作品ごとに新たな表情を見せ続けている祷キララさん。これからどんな役に挑戦するのか、ますます目が離せません。



日本ガイシのCM女優、祷キララさんをご紹介しました!