ピュレグミのCMに出演している女優さんは、伊藤万理華(いとう まりか)と見上愛(みかみ あい)さんです。
本記事では…
- ピュレグミのCMに出演する女優さんはどんな人か
- プロフィールや人物像
- これまでの出演作品
- ピュレグミCMの注目ポイント
などについて、くわしくご紹介します。

ぜひ見てみてね!
ピュレグミのCM女優は伊藤万理華さんと見上愛さん
2025年4月4日から放送された、ピュレグミのCM女優は、伊藤万理華(いとう まりか)さんと見上愛(みかみ あい)さんです。
\ピュレグミCM「おいしいトキメキ」本編 long ver./
伊藤万理華さんは、1996年生まれの大阪府出身で、乃木坂46合同会社に所属する女優さんです。
2011年に乃木坂46の1期生として活動をスタートし、2017年にグループを卒業しました。卒業後は女優として歩み出し、翌年には映画『サマーフィルムにのって』で初主演。TAMA映画賞最優秀新進女優賞や日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞するなど、華々しい評価を受けました。
代表作には『女優は泣かない』『チャチャ』などもあり、とくに『サマーフィルムにのって』では、かつて個展を開くなど自ら表現をしてきた経験が役柄と重なり、共感を集めました。舞台や映画だけでなく、自分で企画した個展『LIKE A EXHIBITION LIKEA』を開催するなど、ジャンルにとらわれない自由なスタイルで活動を続けています。
アートやものづくりが好きな方には、きっと気になる存在。感性を大事にしながら、表現の幅を広げている俳優さんです。



続いては、見上愛さんについてだよ。
見上愛さんは、2000年生まれの東京都出身で、ワタナベエンターテインメントに所属する俳優さんです。
2019年に俳優として活動を始め、翌年の映画『衝動』では倉悠貴さんとのW主演で注目を集めました。2021年にはドラマ『きれいのくに』に出演し、業界関係者の間でも話題に。NHK大河ドラマ『光る君へ』では藤原彰子役を演じ、映画『不死身ラヴァーズ』では主演を務めるなど、着実に出演作が増えています。最近はCMでも見かけることが増えましたね。
実は高校時代、「高校生劇評グランプリ」で賞を受けたこともあるのだとか。もともとは演出や脚本に興味があり、演出家を目指して演劇を学んでいたという経歴の持ち主。そんな背景もあって、役作りにも独自の視点があるのだそうです。
演じるだけじゃなく、作品全体を見るような感覚も大切にしているという見上愛さん。これからの活躍もますます楽しみな女優さんです。



記事後半では、伊藤万理華さん見上愛さんについて、さらに詳しく紹介するよ。
伊藤万理華さんと見上愛さんの出演するピュレグミのCMについて
伊藤万理華さんと見上愛さんの出演するピュレグミのTV CMは、2025年4月4日(金)から放送されている、以下の1本です。
- 「おいしいトキメキ」本編
\「おいしいトキメキ」Behind the Scenes/
ピュレグミの新CMは、「懐かしさ」と「前向きな気持ち」がふんわり重なる、春らしい心地よさにあふれた映像作品です。2025年3月27日からWEBで先行公開、4月4日からテレビでも放送が始まりました。出演しているのは、伊藤万理華さんと見上愛さん。どちらも芯がありつつ柔らかな雰囲気を持つ俳優さんで、CMのテーマである“おいしいトキメキ”にぴったりなふたりです。
CMの舞台は、旅先へ向かう列車の中。ふたりがピュレグミの袋に残った「最後のひと粒」をめぐって、ふと高校時代を思い出す……というストーリーになっています。やさしい音楽とともに、懐かしい記憶がよみがえり、気づけば今の自分たちを見つめ直すきっかけに。過去と現在がなめらかに重なり合いながら、「変わらない大切なもの」があることに気づかせてくれる展開になっています。
楽曲は、新世代アーティストimaseさんがこのCMのために書き下ろした「Soyokaze」。まっすぐなメロディと、春の空気のように軽やかであたたかい歌詞が、映像とぴたりと重なります。撮影現場にはなんとimaseさん本人がピュレグミを差し入れに訪れるサプライズもあったそうで、伊藤万理華さんも見上愛さんも驚きつつもとても嬉しそうだったのだとか。
\「おいしいトキメキ」メイキングムービー/
さらにメイキング映像では、初共演のふたりが少しずつ打ち解けていく姿や、懐かしの2013年パッケージを手に「昔こんなのだったんだね」と盛り上がる場面も収録。ひとつのイヤホンをふたりで分けて音楽を聴く姿など、昔からの親友のように、どんどん親しくなっていく伊藤万理華さんと見上愛さんの姿が、たっぷりと映し出されています。
ふだんの生活の中で、ほんの一粒のグミが、心をそっと軽くしてくれる。そんなやさしい存在があるって、うれしいですよね。ピュレグミのCMは、見ているこちらの気持ちまでふんわりとあたためてくれるような作品です。



やさしい時間が流れてるよね。
ピュレグミのCM女優・伊藤万理華さんとはどんな人?
ピュレグミのCMに出演する女優さんの1人目、伊藤万理華さんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
伊藤万理華さんのプロフィール
- 名前:伊藤万理華(いとう まりか)
- 生年月日:1996年2月20日
- 出身地:大阪府
- 身長:158cm
- 血液型:B型
- 職業:俳優・クリエイター
- 所属事務所:乃木坂46合同会社
- 趣味:苔や鉱石の観察収集・ダンス・ファッションコーディネート・古着屋雑貨屋めぐり・抹茶スイーツを食べること・豆乳を飲むこと
- 特技:絵を描くこと・ダンス・書道・変顔
乃木坂加入のきっかけは「最後の挑戦」
伊藤万理華さんは、幼い頃からバレエを習い、中学生になると芸能事務所に所属してモデル活動もしていたそう。芸能の世界に早くから触れていたものの、なかなか大きなチャンスに恵まれず、高校1年生のとき「これが最後の挑戦」と思い、乃木坂46の1期生オーディションに応募。見事合格し、2011年からアイドルとしての道を歩み始めました。
グループ活動では、『狼に口笛を』でセンターを務めたりユニット曲へ参加するなど活躍、個人PV『まりっか’17』ではYouTubeで高い再生数を記録するなど、独自の感性と表現力が注目されました。アイドルらしからぬ美術的な世界観や、アートに寄ったセンスも話題となり、ファンの間では“個性派”として知られる存在に。
高校卒業後は芸術系大学に進学し、雑誌『CUTiE』での連載など、自己表現の場を広げていきます。そして2017年、自身の初個展「脳内博覧会」で“アイドルではなく、表現者として生きたい”という意識を持つようになり、グループを卒業。伊藤万理華さんが雑誌の連載で語った「アイドルから人間に戻る」という言葉には、当時の決意がにじんでいるように感じました。



最後の挑戦が道をひらいたんだね。
アイドル卒業後は女優として大きく成長
伊藤万理華さんが女優として大きな転機を迎えたのは、2021年公開の映画『サマーフィルムにのって』でした。
勝新太郎に憧れる時代劇オタクの女子高生・ハダシを全力で演じ、青春映画の中にどこか懐かしさや熱量を詰め込んだこの作品で、TAMA映画賞最優秀新進女優賞と日本映画批評家大賞新人女優賞をW受賞。アイドル出身という枠を超えて、“ちゃんと演技ができる人”としての認識が広がった瞬間だったと思います。
実は、伊藤万理華さんの俳優としての土台は、乃木坂46時代からすでに育っていたよう。グループ時代に制作された個人PV『まりっか’17』などでは、表現の幅や間の取り方にセンスが光っていました。『アイズ』では初めてホラーに挑戦し、『あさひなぐ』ではチームをまとめる部長役を担うなど、難しい役も地道に積み重ねていたのです。
2023年の映画『女優は泣かない』では、若手のテレビディレクター・瀬野咲役として、自分の過去の葛藤と重ねながら、感情のぶつかり合いをリアルに演じていました。実際の撮影ではカメラを回すシーンも任され、エンドロールに“撮影”として名前が載るほど、役を超えて制作の側にも深く関わったそうです。
そして2024年、『チャチャ』での主演では、伊藤万理華さん自身が「これまでの演技の方法が通用しなかった」と語るほどの壁にぶつかります。撮影初日に完成させていた“チャチャ像”が監督にすべて否定され、まるで赤ちゃんのように真っ白な状態から再構築するような日々。それでも諦めず、声のトーン、手の動き、間合いの取り方まで1から向き合い直したこの経験は、伊藤万理華さんにとって俳優人生の大きな財産になったのではないでしょうか。
さらに2024年秋公開の『オアシス』では、記憶を失ったヒロインという難しい役どころを演じ、2025年公開の『港に灯がともる』では震災を生きる在日コリアンの少女役に挑戦。ジャンルもトーンもまったく異なる作品に連続で出演しており、その変幻自在さはかなりの武器になっています。
どの役でも“伊藤万理華らしさ”を残しながら、きちんとその人物になりきる。絶妙なバランス感覚と、全身で演じるエネルギーが、伊藤万理華さんの俳優としての魅力なんだと思います。
今はまさに、進化をリアルタイムで目撃できる貴重な時期。次はどんな表情を見せてくれるのか、楽しみにしている方も多いはずです。



役に向き合う姿勢がガチすぎる!
演じるだけじゃない、表現者としての顔も
伊藤万理華さんは、ただ演じるだけでなく、自らの感覚を軸に企画・構成・演出まで手がける“表現者”でもあります。
乃木坂46在籍中に開催した『伊藤万理華の脳内博覧会』は、伊藤万理華さんの頭の中をそのまま形にしたような展覧会。卒業後は写真集『LIKEA』をもとに、自分の“今”を発信する場所として、渋谷PARCOなどで3部作の展示会を開き話題を集めました。ファッション、映像、文章、空間演出……手法はさまざまでも、どれも「自分らしさとは何か」を問い続ける作品ばかりでした。
表現することは、伊藤万理華さんにとって自分を守る手段でもあるそう。「誰にも見られていない自分には価値がない」と思っていた時期もあったと語っていて、それを変えたのが、自分の「好き」を外に出し続ける行為だったのだとか。苔や鉱石、古着や抹茶スイーツといったユニークな趣味も、全部が表現の素材。特別なものではなく、日常の“好き”を大切にすることで、自分を見失わずにいられたのだそうです。
伊藤万理華さんが自身を取り戻すきっかけになったのは、「ゼロから何かを生み出せない自分はダメだと思っていたけれど、誰かと一緒に作ることに喜びを感じる」と気づいたこと。それを知ってから、自分にしかないスタンスで表現できる道が見えてきたそうです。協力してくれるクリエイターひとりひとりと丁寧に話し、信頼関係をつくる。そうして生まれた空間や作品が、見る人の心にすっと入ってくるのも納得です。
「作り手としてのこだわりと、表現者としての迷いがぶつかり合ってできたものしか、残らない気がする」と語る伊藤万理華さん。アイドルとしての肩書きに頼らず、自分から動くことで道を切り拓いてきた姿は、俳優とはまた違った魅力を放っています。



どの活動も芯が通ってるね。
伊藤万理華さんといえばこの作品【代表作】
伊藤万理華さんの代表作といえば、こちら。



それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。作品のタイトルをクリックすると、見たい作品までジャンプできるよ。
映画『サマーフィルムにのって』 ハダシ役(2021年)
時代劇オタクの女子高生が仲間と映画を撮る――そんな熱い夏を描いた青春ムービー『サマーフィルムにのって』。伊藤万理華さんは主演のハダシ役を務めました。時代劇を愛する女子高生という設定で、同級生たちと“自作時代劇映画”を作る過程が描かれます。
内に秘めた情熱をまっすぐにぶつける役柄で、伊藤万理華さん自身のものづくりへの姿勢とも重なって見えるような演技が話題に。TAMA映画賞最優秀新進女優賞と日本映画批評家大賞新人女優賞をダブル受賞するなど、俳優としての評価を大きく高めた作品です。
映画『女優は泣かない』 瀬野咲役(2023年)
ちょっと風変わりで自由気ままな女性・チャチャの恋と人生を描いた映画『チャチャ』。伊藤万理華さんは主演として、主人公チャチャを演じました。自由さの中に危うさも共存する難しい役柄で、演じるにあたり過去の“演技の型”をすべて壊して臨んだと語っています。
監督からは「伊藤万理華のままでいてください」と求められたこともあり、自分自身を深く掘り下げて役と向き合ったそうですよ。中盤から一転して狂気性を見せる展開では、その振り幅が強く印象に残ります。俳優としての殻を破り、新たな領域に踏み出したターニングポイントとも言える作品です。
映画『チャチャ』 チャチャ役(2024年)
若手の女性ADが“撮る側”として現場に立つ姿を描いた映画『女優は泣かない』。伊藤万理華さんは、ディレクター志望の瀬野咲を演じました。現場では実際にカメラを手に取り、伊藤万理華さん自身が撮影した映像がそのまま映画に使われています。
「撮られる側」だったこれまでの経験とは正反対の立場を演じたことで、作り手としての視点が深まったと語っています。劇中では、自分の思い通りにいかない仕事に苛立ちを感じながらも、人との関係性の中で変化していく姿を丁寧に表現。共演者からも「咲をやってくれてよかった」と声をかけられたそうですよ。
映画『オアシス』 紅花役(2024年)
裏社会に生きる幼なじみ3人の過去と再会を描いたバイオレンス青春映画『オアシス』。伊藤万理華さんは、記憶を失ったヒロイン・紅花を演じました。幼なじみの二人と再会し、抗争に巻き込まれていく物語の中で、紅花の存在がキーパーソンになります。
撮影前には監督とともにロケ地を巡り、役の背景を丁寧にイメージする時間を持ったそうです。「記憶がないことで説明できない部分も多いけれど、今この場所でどう生きているかを大切にした」と話しており、言葉ではなく空気や視線で語るような演技が印象的。紅花という存在の“輪郭の曖昧さ”をしっかり残したお芝居が光る作品です。
ピュレグミのCM女優・見上愛さんとはどんな人?
ピュレグミのCMに出演する女優さんの2人目、見上愛さんとはどんな人なのか、プロフィールや人物像、過去に出演した作品など、さらにくわしくご紹介します。
見上愛さんのプロフィール
- 名前:見上愛(みかみ あい)
- 生年月日:2000年10月26日
- 出身地:東京都
- 身長:161cm
- 血液型:非公表
- 職業:女優
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
- 趣味 特技:ギター・バレエ・キーボード・写真・執筆全般・ハンドボール
▼見上愛さんを知る4つのポイント



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演出家志望から始まった“女優”という選択
見上愛さんのキャリアの始まりは、いわゆる王道の“女優志望”とは少し違います。中学時代に観た舞台をきっかけに演劇に魅了され、最初に憧れたのは照明などの裏方の仕事だったそうです。
高校では演劇部に所属し、寺山修司さんや別役実さんのような前衛的な作家の作品に取り組む“トガった”演劇部で演出や脚本を担当。先輩の「演出をするなら、演技もわかった方がいいよ」という一言から演技の道へ。ワタナベエンターテインメントのスクールに通い始めたことが、女優としての道を拓くきっかけになりました。
「演じたい」よりも「伝えたい」という思いからスタートしたからこそ、演技にも独自の視点やこだわりが感じられるのではないでしょうか。今も脚本執筆や演出への関心は強く、自ら作品を生み出す未来も視野に入れているそうですよ。



裏方志望だったとは意外だよね。
脚本分析と感覚、どちらも大切にする実力派
見上愛さんの演技は、理論と感覚のバランスが絶妙。大学では演出を専攻していたこともあり、自分の役どころだけでなく、脚本全体の構造や物語の流れ、他の登場人物の動きまでを丁寧に読み解こうとするタイプなのだとか。作品全体を俯瞰してとらえる視点があるからこそ、演技にも“部分”ではなく“全体”の中での役割を意識して臨むことができるそうです。
一方で、現場ではあまり細かく作り込みすぎず、その場の空気や相手役の芝居に反応しながら演じるという“感覚派”の一面も持っているのだそう。たとえば映画『プリテンダーズ』では、脚本に書かれていないシーンで涙が自然と流れてきた場面があったと話しており、「あれは初めて“心が動いたままに体が動いた”感覚だった」と振り返っています。
また、主演映画『衝動』で失語症の少女を演じた際には、直接の当事者に会うことが難しかったため、大学の心理学教授に話を聞いて理解を深めるなど、リサーチも欠かさず行っていたのだとか。役ときちんと向き合いたいという気持ちがとても強く、事前の準備を丁寧に積み重ねたうえで、現場ではその瞬間の感情を大切にする——そんな柔らかくて芯のあるスタイルが、見上愛さんらしさなのかもしれませんね。
「理詰めではないけれど、感情だけにも頼らない」。見上愛さんの演技に惹かれる人が増えているのも納得です。



ますます注目の存在だね。
バレエもギターも…日常生活のすべてが、表現の糧に
見上愛さんの面白さは、俳優という枠にとどまらないところにもあります。演技だけでなく、観劇や脚本執筆、写真や音楽といった日常的な表現にも積極的で、インタビューで語っていた「生活の延長線上に表現がある」という言葉も印象に残りました。
たとえば、3歳から続けていたバレエを大人になってから再開したり、小中高ではバンドでギター&ボーカルを担当していたり。映画『異動辞令は音楽隊!』では、その経験を生かしてギター演奏も披露しています。また、将来は自分の名前を伏せて脚本を書きたいというユニークな野心も語っていました。
“職業:俳優”ではなく、“表現者として、何をやってもいい”という自由なスタンスが、見上愛さんという人をより魅力的にしているのだと思います。



自由な感性が素敵だね。
2024年は主演が続き大忙し!2025年も女優として加速中
見上愛さんにとって2024年は、まさに飛躍の年になったのだそう。NHK大河ドラマ『光る君へ』では藤原彰子役に抜擢され、ドラマや映画、CMまで幅広く出演が続きました。ご本人も「手元に台本がない瞬間がなかった」と語るほどの忙しさだったそうですよ。
中でも大きな話題になったのが、大河ドラマでの告白シーンや、父・藤原道長に感情をぶつける場面。「気品を失わずに怒るって、すごく難しい」と語っていたように、複雑な感情を演じるシーンでは、リハーサルの段階で涙が止まらなくなったこともあったとか。台本の読み込み、感情の蓄積、現場の空気のすべてが重なって生まれる演技には、思わず見入ってしまう力があります。
また、Netflixドラマ『恋愛バトルロワイヤル』や映画『不死身ラヴァーズ』では単独主演を果たし、それぞれまったく違うタイプの役柄に挑戦。どんな役にもまっすぐに向き合う姿勢が、今の勢いを支えているのだと感じます。
そして2025年に入ってからも、その勢いは衰えるどころか加速中。大河ドラマでの注目がきっかけとなり、さまざまな作品への出演が続いています。ますます目が離せなくなりそうですね。



引っ張りだこなのも納得だよ。
見上愛さんといえばこの作品【代表作】
見上愛さんの代表作といえば、こちら。



それぞれの作品について、さらに詳しく紹介するよ。作品のタイトルをクリックすると、見たい作品までジャンプできるよ。
映画『衝動』 アイ役(2021年)
言葉を失った少女と謎の青年が出会い、心を通わせていく姿を描いた映画『衝動』。見上愛さんは、ダブル主演として“声を失った少女・アイ”を演じました。セリフがほとんどない役柄で、視線や呼吸、仕草など非言語的な表現が求められる難役。それでも説得力を持って画面に立ち続ける姿が高く評価されました。
役作りでは、失語症の当事者に会うのは難しかったため、大学の心理学教授に話を聞きながら準備を重ねたそうです。主演という立場で現場の空気を感じることや、“座長”としての振る舞いを体感したという意味でも、キャリアの中で特に大きな経験となった作品だと思います。
ドラマ『きれいのくに』 凛役(2021年)
NHKよるドラ枠で放送された青春群像劇。見上愛さんが演じたのは、自分の容姿に悩む女子高生・凛役。美容整形が当たり前の社会という舞台設定の中で、「顔が変われば世界も変わる」と信じる繊細な心情を抱えたキャラクターでした。
見上愛さん自身はもともと自己肯定感が高く「顔に興味がないタイプ」と語っており、凛役にリアリティを持つのに苦労したのだとか。役作りの過程で「見て見ぬふりをしていた自分の部分」と向き合えたとも話していて、演技だけでなく内面にも影響を与えた作品になったようです。俳優としてのターニングポイントと語るほど、印象深い一本です。
配信ドラマ『恋愛バトルロワイヤル』 佐藤あゆみ役(2024年)
『恋愛バトルロワイヤル』は、男女交際を禁止するというちょっと変わった校則がある超エリート高校を舞台に、生徒たちがその理不尽さに立ち向かっていく学園ドラマです。見上愛さんが演じるのは、有沢唯千花という高校2年生。薙刀部に所属しながら、生徒会では会計も担当している、しっかり者の役どころです。
家庭の事情で経済的に余裕がないなか、母親のためにどうにか高校を卒業しようと頑張る姿も描かれていて、どこか共感してしまうキャラクターでもあります。物語が進むにつれて、唯千花は校則に疑問を持ち、恋愛を理由に処分されそうな生徒たちを救う“ラブキーパー”として動き出します。
見上愛さんは、まっすぐで心優しい唯千花を丁寧に演じていて、強さと初々しさのバランスがとても自然でした。2024年8月にNetflixで配信がスタートしてから、多くの人の間で話題になった一作です。
NHK大河ドラマ『光る君へ』 藤原彰子役(2024年)
NHK大河ドラマ『光る君へ』で見上愛さんが演じたのは、藤原道長の娘であり、中宮・藤原彰子役。登場当初は無表情で引っ込み思案な少女という設定でしたが、物語の中で少しずつ強さを身につけていく重要な役どころでした。
注目されたのは、第35回の「お慕いしております」と告白するシーンや、第40回で父への怒りをぶつける場面。リハーサルの段階で涙が止まらなかったと語っていて、「気品を保ったまま怒ること」の難しさにも向き合ったそうです。現場の空気を肌で感じながら、役に溶け込んでいく姿勢がとても印象的で、大河出演をきっかけにさらに注目が集まる存在となりました。
【まとめ】ピュレグミのCM女優は、伊藤万理華さんと見上愛さんだった
ピュレグミのCMに出演している女優さんは、伊藤万理華さんと見上愛さんでした。
伊藤万理華さんは、乃木坂46の1期生として活躍後、俳優やアートの世界に軸足を移し、映画『サマーフィルムにのって』や『女優は泣かない』などで個性的な存在感を放ってきた方。表現に対するこだわりと柔軟さをあわせ持つ、唯一無二の女優さんです。
一方、見上愛さんは舞台照明に憧れて演劇の世界に入り、演出から演技へとステップを踏んできた実力派。2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では藤原彰子役を務め、今まさに注目が集まっています。
ふたりとも、ピュレグミの“日常に寄り添うトキメキ”というテーマにぴったりの存在。CMを通じて見せる表情にも、それぞれの魅力がたっぷり詰まっています。



ピュレグミのCM女優、伊藤万理華さんと見上愛さんをご紹介しました!